合成洗剤の歴史
合成洗剤はドイツ軍が石ケンの原料油を食用にまわしたため、石ケンが足りなくなり作りだしたのが始まりです。最初の合成洗剤は側鎖型アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム(略称ABS)というものです。

しかし、この合成洗剤は毒性が強いのと、河川に流れ出ても微生物が分解できないために、川が泡だらけになるという問題が起きて使えなくなりました。

その後、直鎖型アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム(略称LAS)や高級アルコール系の合成洗剤が主流となっています。最近は原料に植物油脂を使った合成洗剤がでまわって消費者を混乱させています。 植物油脂でも合成洗剤は合成洗剤です。
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